Carvil
クラシックなパリの靴, イタリアのMagnaniが製造
フランスのブランド、イタリアのMagnaniが製造。自社生産なし。
哲学
1952年創業の歴史あるフランスブランド。クラシックなメンズフットウェアに位置。Carvilは自社製造せず、イタリアのMagnaniが生産を担当。パリの名前にイタリアの製造、競合(Carlos Santos、Berwick)がより良いコストパフォーマンスを提供するセグメント。
歴史
パリ、1952年。アンリ・レーダーマンがロワイヤル通りにカーヴィルを開き、次いで8区の黄金の三角地帯、ピエール・シャロン通り67番地に店を構える。以来シャッターは下ろされていない。靴はイタリア、ミラノ地域の職人工房で製造されるが、工房名は非公開。ブランドはパリのレーベルであり、メーカーではない。
カーヴィルを定義するのはフランス映画。リノ・ヴァンチュラが『冒険者たち(レ・トントン・フラングール)』で初代トリオンフ・ローファーを履く。アラン・ドロンが『太陽がいっぱい』でトム・リプリー役にカーヴィルを。ベルモンドも。ヌーヴェルヴァーグはカーヴィルを履いていた。海外ではチャールズ・ブロンソンがカーヴィルで世界を回り、ケーリー・グラントはパリで買うと告白。トリオンフ・ローファーはフランスのプレイボーイの靴の代名詞に。
その後、荒野の時代。80年代にオーナー交代、2000年代は静か。2010年、元ロレアルのフレデリック・ピカールが投資家と買収しリブランド。シャネル出身のフランク・シャリオーがタイトなコレクションをデザイン。フランス、日本、韓国、米国に展開するが極めて控えめ。短いレンジ、限定生産、ニッチ。黄金の三角地帯のエレガントな亡霊。
アイコニック商品
Triomphe
オリジナルローファー。リノ・ヴァンチュラが『冒険者たち』で、アラン・ドロンが『太陽がいっぱい』でトム・リプリー役に履いた一足。フランスのプレイボーイ・シューの代名詞。クラシックな形、イタリアンレザー、ブレイクステッチ。伝説を築いたモデル。
Derby Pierre-Charron
歴史的店舗の通り名を冠したメゾンのクラシックダービー。クリーンなライン、ボックスカーフ、ミラノ製。スニーカーを履かないパリジャンの控えめな一足。