Enzo Bonafé
職人紳士靴, グッドイヤーウェルト、ブレイク、ノルウェジアン。MTO&ビスポーク。レアレザー。
1963年以来ボローニャの家族工房、エンツォ・ボナフェはイタリア職人の卓越を体現。3世代の技。複数の製法を習得(グッドイヤー、ブレイク、ノルウェジアン)。オベルシーなどフランスの名門にも製造。卓越したレザー(ホーウィンシェルコードバン、アノネイ)。愛好家の間でウルトラプレミアムセグメント最高のコストパフォーマンスの一つと評価。
哲学
1963年に設立されたボローニャのエンツォ・ボナフェ工房は、職人技の極致を守り続ける家族経営の砦です。三世代にわたり、グッドイヤーからノルウェジアンまであらゆる主要製法を自社内で完結できる世界でも稀有な存在。最高級のレザーを用い、一足一足に魂を込めた靴作りを続けています。
歴史
1935年、ボローニャの質素な家庭に生まれたエンツォ・ボナフェは、第二次世界大戦中に避難した山岳地帯で、裸足で歩く子供たちの姿を見て靴への情熱を抱きました。1948年、13歳で名門「A.テストーニ」に採用され、15年間にわたり革の裁断や製靴の奥義を学びました。ここで後の妻となるゲッリーナとも運命的な出会いを果たします。
1963年10月、ボローニャに夫婦で小さな工房を構えました。当時は靴業界にとって冬の時代で、誰からの支援も受けられませんでしたが、ボナフェは自身の靴の品質に絶対的な自信を持ち、サンプルを手にイタリア全土の高級ショップを回り、その実力を認めさせていきました。
エンツォ・ボナフェを唯一無二の存在にしているのは、グッドイヤー、ブレイク、ブレイクラピッド、そしてノルウェジアンという、主要な4つの製法すべてを極めて高い次元で使い分ける技術力です。その卓越した技は、パリの「オベルシー」をはじめとする欧州の名立たるメゾンの黒衣(OEM)を務めていることからも証明されています。2023年5月にエンツォが逝去した後は、子供のマッシモとシルヴィアがその遺志を継ぎ、現在もボローニャの工房で、ホーウィンのシェルコードバンなど最高級の素材を用いた手仕事の靴を作り続けています。