Erwin Sattler
精密振り子時計、テーブルクロック、腕時計、ワインディングマシーン。最大601部品の自社ムーブメント。グレーフェルフィング(ミュンヘン)で全製造。
1958年創業の家族経営時計マニュファクチュール。自社生産率99%、最大601部品のムーブメントをグレーフェルフィングで全製造。三世代にわたり独立経営。
哲学
「買えないものは、自分で作るしかない。」祖父ハインリッヒ・サトラーの信条は三世代にわたって受け継がれている。自社生産率99%、ムーブメントは全て自社製造、素材は瑪瑙、ルビー、金、焼入れ真鍮。何世紀も続くよう設計された時計。
歴史
時計師ハインリッヒ・サトラーは1903年に永久カレンダー付き置き時計の特許を取得した。約60年後の1958年、孫のエルヴィン(同じく時計師)がミュンヘン近郊グレーフェルフィングに自らのマニュファクチュールを創設。初期の作品は手彫りのケースに金箔仕上げを施した壁掛け時計や置き時計だった。エルヴィンの妻で芸術家のヴィオラ・サトラーは、一部のモデルに手描きの絵付けを施した。
1989年、エルヴィンの娘ステファニー・サトラーが入社。1992年からは時計会社からマニュファクチュールへの転換が始まり、自社ムーブメント製造を目指した。2002年には生産深度が90%を超えた。同年、エルヴィンは引退し、娘のステファニー・サトラー=リックと時計師リヒャルト・ミュラーに経営を引き継いだ。
2006年、グレーフェルフィング内のより大きな自社ビルに移転。ファサードには振り子長約8メートルの世界最大の精密振り子時計が掲げられている。2019年、リヒャルト・ミュラーが退任し、マスター時計師マルクス・グレーグラーとユルゲン・コーラーがステファニーとともに経営陣に加わった。ムーブメントは最大601個の部品で構成され、完成まで最長2年を要する。