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伝統的サヴォン・ド・マルセイユ, コルベール1688年製法、サロン=ド=プロヴァンス

🇫🇷 フランス, Salon-de-Provence 設立年 1900 $
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マルセイユ石鹸の正統な製造所4軒のうちの1つ。オリジナルの大釜、1688年の製法、添加物ゼロ。本物のサヴォン・ド・マルセイユはまだ存在する。

哲学

1900年創業の家族経営サボヌリー。1688年製法で本物のサヴォン・ド・マルセイユを作る、マルセイユ周辺に残る最後の4軒の一つ。創業時からの大釜、植物油、添加物なし。EPV認定を受け、IGP取得運動を続けている。

歴史

1900年、Marius Fabreはサロン=ド=プロヴァンスに大釜を据え、マルセイユ石鹸の製造を始めた。彼が用いたのは、1688年にコルベールが定式化した製法である。大釜で10日間炊き、使うのは植物油(オリーブ油とコプラ油)、苛性ソーダ、水、塩だけ。ほかには何も入れない。着色料、香料、防腐剤、動物性脂肪は不使用。仕上がるのは油分72%の純粋なキューブ石鹸で、熱押しの刻印が入る。

サロン=ド=プロヴァンスでは、大釜で温められたオリーブ油の匂いが風景の一部になっている。マルセイユ石鹸は単なる製品ではなく、手の仕事だ。手洗いで洗濯していた祖母たちの所作であり、オリーブ色の塊で床タイルを磨いたプロヴァンスの家庭の習慣でもある。Marius Fabreは、その系譜に連なっている。産業化以前から続き、産業化の後にも残る技術の系譜だ。

20世紀になると、化学産業が職人的な石鹸工房を徐々に壊していった。合成洗剤は安く、作りやすく、より「現代的」だったからだ。数十年で何百もの工房が閉鎖した。かつて80軒以上の石鹸工房があったマルセイユでも打撃は決定的だった。2025年時点で、地域内で本来の製法を守る工房は4軒しか残っていない。Marius Fabreはその1軒である。

この歴史の中心にあるのは継承だ。Mariusが1900年に据えた同じ大釜を、Fabre家は4世代にわたって使い続けてきた。技は父から子へ、そして母から娘へ受け継がれている。現在は4代目のJulieとMarie Bousquet-Fabreが会社を率いる。彼女たちは石鹸を作るだけではない。市場にあふれる工業的な偽装品から名称を守るため、Savon de MarseilleのIGP取得を求める政治的な闘いを進めている。

問題はそこにある。いまは誰でも包装に「Savon de Marseille」と書けてしまう。アジアで作られ、添加物や動物性脂肪、防腐剤を多く含む石鹸が、その名で世界中のスーパーに並んでいる。IGPが実現すれば、本来の製法で原産地地域内で作られた石鹸だけに名称を限定できる。

同社はEPV認定を受けている。サロン=ド=プロヴァンスの店舗とマルセイユ石鹸ミュージアムは、いまも稼働する大釜と自然乾燥中のキューブが並ぶ歴史的建物で来訪者を迎える。価格も手に取りやすい。600gのキューブが数ユーロで買える。真の例外品でありながら、きわめて民主的な稀有の製品である。

アイコニック商品

Savon de Marseille à l'huile d'olive (cube 600g)

Savon noir à l'huile d'olive

Copeaux de savon de Marseille

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