Raide Research

ダイニーマスキーツーリングパック, 2020年からシャモニー製

🇫🇷 フランス, Chamonix 設立年 2020 $$$$

哲学

エンジニアリング第一、審美性は二の次。急斜面滑走における特定の技術的課題を解決する製品作り。シャモニーのIFMGAガイドが検証したダイニーマ製ウルトラライト設計。無駄を排し、重量に一切の妥協なし。

歴史

カイル・シーゲルは、SpaceXでキャリアをスタートさせ、その後The North Faceのパフォーマンス・アウターウェア部門へと移籍しました。これらは、1グラム의 重さが成否を分ける世界であり、細部へのエンジニアリングが決定的な違いを生む場所です。2023年、彼はコロラド州カーボンデールからRaide Researchを立ち上げました。ブランド名はフランス語の「raide(急峻な)」に由来し、プロトタイプがテストされるシャモニーの過酷な斜面へのオマージュでもあります。

既存のスキーツーリング用パックには、軽量だが機能が乏しいか、多機能だが重いかという選択肢しかありませんでした。LF-40はこの妥協を拒みます。ロールトップにより40リットルから55リットルまで拡張可能ながら、重量はわずか1kg。素材には重量比でスチールの15倍の強度を持ち、天然の防水性と驚異的な耐摩耗性を誇るダイニーマ織物「Challenge Ultra 400X」を採用しています。アルミフレームを外せば900gまで軽量化でき、この数字は専門フォーラムに衝撃を与えました。

バックパックには現場から生まれたアイデアが詰まっています。背面のジッパーパネルにより、中身を全て出さずに底のものを取り出すことができ、サイドアクセスからはザックを下ろさずにショベルやプローブに手が届きます。これは雪崩発生時の数秒が命取りになる状況で極めて重要です。また、ショルダーストラップの「Glove Stash(グローブスタッシュ)」は、ハイクアップから滑走への切り替え時にグローブの置き場所に困るというスキーヤー共通の悩みを解決します。取り外し可能なバックプレートは、副木やシート、さらには救助用のソリとしても機能します。

シャモニーを拠点とするIFMGAガイドのロス・ヒューイットとデイブ・サールは、これらのパックを日常的に使用しています。モンブランが仕事場であれば、装備に妥協は許されません。彼らの信頼こそが、いかなるマーケティングキャンペーンよりも価値のある証明です。

TourTechラインは、このアプローチをウェアにも広げています。ゲレンデ用ウェアのような装飾を排し、山での激しい運動に特化したビブパンツやハイブリッドシェルを展開。スノーカフさえも省き、各アイテムは特定の技術的課題に対する解決策として設計されています。

ビジネスモデルは意図的にD2C(消費者直接取引)を採用。小売店の中抜きを排除したマージンを、ダイニーマやケブラーといった、通常の流通経路では採算が合わない高価な素材に再投資しています。製造はカイル・シーゲルの直接監督のもと、テクニカルギア専門のベトナムの工房で行われています。5年間の保証は、高山という過酷な環境において重みのある約束です。

アイコニック商品

LF 40L (Dyneema)

ウルトラライトスキーツーリングパック。40リットル、ダイニーマ、取り外し可能アルミフレーム。完全1090g、ストリップ900g。ツーリングの聖杯。シャモニーガイドが日常使用 - オフィスがモンブランの時、重量で冗談は言わない。

SB 40L (Dyneema renforce)

強化版。899ユーロ。高山ミッション用のより頑丈なダイニーマ構造。LFがやることに対して軽すぎる時、SBが必要。急なクーロワール用パック。

Veste technique (Dyneema)

ウェアへの拡張。ダイニーマコンポジットのマウンテンジャケット。持ち運ぶものだけでなく着るものにもRaideのアプローチ。若いレンジ、高価格、ウルトラライトテキスタイルのアーリーアダプター向け。

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