Superstitch
パリでデザインされたデニムヘリテージ、主に日本で生産、パリの少量手作り
哲学
パリでArthur Leclerqが創業したデニムブランド。ヴィンテージジーンズの精神を、古い製法と時代考証に合ったカット、細部への強い要求で再現することを目指す。コアコレクションはブランド専用に開発した生地で日本生産。限定ロットはパリでヴィンテージミシンを使い手作業でも作られる。パリで最良と評されるジーンズリペア工房でもある。
歴史
Arthur Leclercqは2020年に最初のジーンズを出した。LR01は5ポケットで、501 Type 66が最盛期だった1972-1974年に着想を得たカット。名称は祖父母のLydieとReneに由来し、LとRの文字が各一本に控えめなオマージュとして入る。
Leclercqは岡山の職人と組み、14ozの未防縮生地を専用開発する。織るのは伝説的なToyoda GL9のシャトル織機。狙いは明確で、72-74年のオリジナル501の経年変化とフェードをできる限り正確に取り戻すこと。各ロットはその執念に向けた一歩だ。
工房はパリ6区ラシーヌ通り13番地。中に入ると、チェーンステッチ裾上げ用の40-70年代製Union Special 43200Gに向かうArthur、修復待ちのヴィンテージSinger、壁に額装されたヴィンテージLevi'sが目に入る。主生産は日本だが、特別シリーズはArthur本人がパリで手縫いする。2023年には、極少量のLR01がこの工房だけで完結してリリースされた。
ラインは拡張した。生成りの5ポケット(14oz未防縮セルビッジ、電動シャトル織機)、Type 2ジャケット、50年代のソートゥース仕様ウエスタンシャツ。すべて未防縮で、初回洗いで12-15%縮み、SPIまでオリジナル仕様に忠実。オランダのデニム専門媒体Long Johnは、このブランドを「ジーンズを次の水準へ引き上げる存在」と評した。ヴィンテージ再現に取り憑かれた層から見れば、欧州で日本最高峰に対抗できる唯一の工房である。
アイコニック商品
LR01
1972-1974年期の501に着想を得た創業モデル。ハイライズ、ストレートレッグ、ボタンフライ、厳密な復刻志向。
LR11
ヴィンテージ仕様の構造ディテールとブランド専用デニムに基づくヘリテージ系デニムジャケット。