Tanner Goods
植物タンニンレザーのベルトと革製品, 2006年よりポートランドの職人
レザー製品(ベルト、財布)はポートランド製で優秀。ワックスキャンバスバッグは豪華だが、一部テキスタイルアクセサリーは中国製。ラベルを確認のこと。
哲学
「Worth Holding Onto(持ち続ける価値がある)」を信念に、1867年創業の名門タンナリーの革とポートランドの職人技を結びつけています。使い込むほどに深みを増す植物タンニン鞣し革の製品は、使い捨ての時代にあって、一生モノの価値を提供し続けています。
歴史
2006年、オレゴン州ポートランドでサム・ハフとジェバン・ラウツが設立したタナー・グッズ(Tanner Goods)は、少数の手作りベルトと財布からその歴史をスタートさせました。彼らのモットーである「Worth Holding Onto(持ち続ける価値がある)」には、単なる消費を否定し、生涯を通じて愛用できる道具を作りたいという強い願いが込められています。
タナー・グッズの根幹を支えるのは、1867年から続くペンシルバニア州のウィケット&クレイグ社や、セントルイスのハーマン・オーク社といった、アメリカ屈指の伝統を誇るタンナリーから供給される最高級の植物タンニン鞣し革です。ポートランドの自社工房で、熟練の職人たちが一枚一枚の革を裁断し、伝統的なサドルステッチで縫い上げることで、類まれな耐久性を実現しています。その品質は、愛好家フォーラムなどのコミュニティで10年以上使用された美しいパティナ(経年変化)を湛えた財布が数多く紹介されるなど、世界中の愛好家から絶対的な信頼を寄せられています。
近年では、ワックスキャンバスを用いたバッグコレクションも展開し、「驚くほどラグジュアリー」と称賛されるなど、ブランドとしての幅を広げてきました。2016年にはポートランドのアルビナ地区に、バー「The Wayback」を併設したフラッグシップショップをオープン。一部のテキスタイル製品(Lite Packなど)において中国生産を導入したことで「ポートランド製」のメッセージが曖昧になったという批判もありますが、革製品を中心としたコアビジネスにおける職人魂は今も健在です。購入時にラベルを確認する必要はありますが、現代のアメリカン・ヘリテージを代表するブランドの一つであることに変わりはありません。
アイコニック商品
Standard Belt
ベルト。Wickett & Craigの植物タンニンレザー、一枚革、裏地なし。経年でパティナ。BIFLの定義そのもの。Tanner Goodsの創業製品。
Canyon Crossbody
レザーアクセント付きワックスキャンバスクロスボディ。Tanner Goodsの両方の世界の最良。
Wilderness Rucksack
ワックスキャンバスとレザーのヘリテージバックパック。豪華だが現代的な整理機能なし。