visvim
日本の職人的衣服, 刺し子、天然藍、2001年から東京
哲学
中村は服を「糸から」作る。汎用生地なし、工業化学なし。消えゆく技術を求めて世界を旅する:刺し子、天然藍、植物タンニン。17歳でネイティブアメリカンのモカシンに恋した。結果はTシャツ3枚500ドル。「注がれた愛情が価格に見合う」。あるいは見合わない。両陣営とも正しい。
歴史
中村ヒロキは甲府で生まれ、東京で育った。11歳の時、アメリカ人の友人と出会い、異文化に目覚める。アラスカに魅せられ、クジラ、キャンプ、家族でのスノーボードに熱中した。高校卒業後、Burton Snowboards Japanで8年間デザイナーを務め、技術的な素材とパフォーマンスについて深く考えた。その後、すべてを投げ打つ。
2001年、彼はvisvimを設立した。この名前に意味はない。ラテン語辞典のVの項をめくり、「vis」と「vim」を見つけ、その響きを気に入ったのだ。始まりは靴だった。彼の代表作であるFBTは、ネイティブアメリカンのモカシンとスニーカーのソールを組み合わせたハイブリッドシューズだ。インスピレーションは?Fun Boy Threeのテリー・ホールが履いていたモカシン。彼は民族学者ではなく、世界の文化に夢中な東京の若者だった。
中村は「糸から」服を構築する。一般的な生地や工業用化学薬品は使わない。靴下でさえ手作りだ。彼は世界中を旅して、失われゆく技術を探し求めた。刺し子、天然藍染め、植物タンニンなめし、アーミッシュパッチワーク、フランスのワークウェア、江戸時代の衣服。それにもかかわらず、彼はジャケットにGore-Texを、靴底には交換可能なVibramソールを使用する。伝統と技術、ドグマなしに。
日本に12店舗、アメリカに3つの旗艦店、世界中に135の取扱店がある。Bergdorf Goodman、Dover Street Market。彼は自身のカフェ「Little Cloud Coffee」も経営している。熱狂的なファンに対して、「愛情が注がれているからこそ、その値段に見合う価値がある」。しかし、「同じかそれ以上の品質のものを1/4の値段で手に入れることもできる」とも語る。Tシャツ3枚パックが500ドル、ジーンズが800ドル。議論は白熱している。どちらの意見も正しい。
アイコニック商品
FBT (mocassin)
visvimを生んだモデル。17歳の中村が発見したネイティブアメリカンのモカシンにインスパイア。Vibramソール、植物タンニン鞣し革、手縫い。ネイティブアメリカンの遺産と日本のストリートウェアの架け橋。$700-1,000。
Social Sculpture (denim)
visvimのデニム。自社開発生地、天然藍染め、手刺し子。ジーンズ$800+。愛好家の純粋主義者が買えなくても敬意を払うデニム。
20L Cordura Backpack
ストリートとヘリテージの融合20Lパック。プレミアムCordura、職人的ディテール。日常アクセサリーというよりコレクターズピース。